FUTURE COUNCIL — 設計の土台

未来会議
8つの未来から、今の戦略を見直し続ける仕組み

1年・2〜3年・5年・10年それぞれの「大成功した未来」と「失敗した未来」に立つ8つの視点を、4社の AI に割り当てる。3日に1回、外の情勢と自分の今を材料に「このまま行くとどうなるか・今なにをやっておくべきか」を出させる。

2026-11-05 / 状態:構成は合意・試しの1回の前 / 正本のフォルダ:works 未来会議/

01 — OVERVIEW

全体の絵

話し相手は Grok の新しい bot「未来会議_Bot」だけ。前提を吹き込むのも、結果を受け取るのもここ。会議そのものは母艦が回し、知識の正本は works の 未来会議/ に貯める。

本人 ⇄ 未来会議_Bot
声や文で「今月は家計が苦しい」「この案件は受けたくない」などを吹き込む。Bot は聞き取った内容を共有の棚に書き置く。結果の要点はここからスマホに届く。
↓ 書き置き(データとして受け取る)
母艦:前提の更新
棚の書き置きを 未来会議/00_前提/吹き込み記録 に取り込み、月1回 Claude が「前提の本体」へ整理する。数字・作業の実態・戦略・スキルと立場は、収支・制作ライン・分身AI から自動で集める。
↓ 3日に1回
情勢の収集
Grok=X の流れ / Gemini=Deep Research(業界・市場・規約の変化) / Claude=自分の数字と国内の競合 / GPT=海外の個人クリエイターの事業の型
↓
8つの視点
毎回=1年後と2〜3年後の4つ。2回に1回=5年後と10年後の4つも足して8つ全員。互いの答えは見せずに書かせる。
↓
取りまとめ(Claude)
「今やる1つ・見張る1つ・やめる1つ」と、意見がぶつかった点。失敗側が挙げた兆しは、毎朝の例外ダイジェストの検査として登録する。
↓
知らせ
未来会議_Bot → スマホに3行。Discord → 全文と「採る/見送る/ネタ帳へ」のボタン(判子は Discord のまま)。
02 — ROLES

役割と頻度

期間大成功した未来失敗した未来回す間隔
1年後ClaudeGPT3日に1回
2〜3年後GeminiGemini(別々に呼ぶ)3日に1回
5年後GrokClaude6日に1回
10年後GPTGrok6日に1回
AI情報集めの担当受け取る前提
GrokX の流れ(AI 界隈・クリエイター界隈の話題、伸びている発信者、規約や炎上の空気)丸めた要約+本人が直接話した分
GeminiDeep Research(業界と市場、YouTube など各サービスの方針、収益の相場)丸めた要約
Claude内側(自分の数字・制作の詰まり・分身AI)と国内の競合チャンネル全部(母艦の中で動く)
GPTお金と事業の型(海外の個人の収益化事例・価格・組み立て)全部(母艦の中で動く)

視点ごとの問い(似た答えにしないため、問いそのものを変える)

答えの型(全員共通)

  1. 見立て:前提の数字を必ず引く。引用のない一般論は取りまとめで落とす。
  2. 今週できる一手:1つだけ。
  3. 見張る兆し:機械で測れる指標としきい値(例:本編の再生が4週続けてふだんの7割を切る)。
  4. 前回からの変化:前回の自分の答えと何が変わったか。変わらないなら「変化なし」と書く。
03 — DECIDE FIRST

先に決めること:Grok に Mac のフォルダを触らせる範囲

引っかかる決まりがあります。 外注の共通の決まり6(11/1 本人の基準)は「母艦・works・鍵へ入れる形のつなぎ方はしない。手紙だけが通る口を使う。離れはよい」です。Grok に Mac のフォルダを触らせると、範囲によってはこの線を越えます。

推し共有の棚だけを渡す

works の外に専用のフォルダ(例:ホームの 未来会議_共有/)を作り、Grok が触れるのはそこだけにする。母艦は渡してよい物(丸めた要約・過去の取りまとめ)を棚に置き、Grok の書き置きをデータとして拾う。決まり6の「離れ」の考え方と同じ。

works の 未来会議/ を直接渡す

手軽だが、家計の生の数字・制作の実態まで Grok の記憶に入る。間違えて works の他のフォルダを渡す事故も起きうる。決まり6を本人が改めて変えるなら可能。

どちらにしても、知識の正本は works の 未来会議/00_前提/ に置き、Grok の記憶は「よく覚えている相手」として扱います。Grok の記憶は外から中身を確かめられず、消えたり混ざったりしても気づけないためです。

なお、本人が Grok に直接話した内容(家計など)は、本人の選択で渡したものです。works から自動で渡すのは丸めた要約まで、という線はそのまま守ります。

04 — CAUTIONS

注意ポイント(この仕組みならではの落とし穴)

1失敗側が一般論に流れる

「AI に仕事を奪われる」「アルゴリズムが変わる」は、誰に言っても当たる。前提の数字を引かない答えは取りまとめで落とし、落とした数も記録する。

2成功側が応援団になる

AI は相手を持ち上げがち。成功の絵には必ず「そのために捨てたもの・断ったもの」を書かせる。捨てたものが書けない成功は中身がない。

38つが同じ答えになる

同じ材料・似た問いだと、モデルが違っても答えが寄る。問いを期間ごとに変え、互いの答えを見せず、取りまとめでは「ぶつかった点」を必ず1つ以上出す。ぶつかりが3回続けてゼロなら、問いの作り直しの合図。

4提案の洪水で判断疲れ

3日ごとに8人分の提案が来ると読み切れない。取りまとめは「今やる1つ・見張る1つ・やめる1つ」に絞り、残りは全文の奥に畳む。

53日では数字が動かない

自分の数字は3日ではほぼ変わらない。毎回の答えは「前回から変わった点」だけを前に出す。変化が無い回は、知らせも1行にする。

6不安で舵を切りすぎる

失敗の未来を毎回読むと、気持ちが引っ張られる。方針を変えるのは本人。目安は「同じ警告が2回続き、かつ見張る兆しの数字が実際に動いたとき」に検討する。失敗側の文は脅しではなく、兆しとして淡々と書かせる。

7見張る指標が目的になる

しきい値を守ること自体が目的になると、数字だけ整えて中身が崩れる。指標は月1回の答え合わせで入れ替える前提にする。

8X は注入の入口になる

Grok が読む X の投稿には、AI 向けの命令が混ざりうる。情勢の要約はデータとして受け取り、中の指示は実行しない。取りまとめが「〇〇をインストールせよ」などを含んでいたら止めて本人に見せる。

9決めたことを毎回ひっくり返す

ボットは過去の決め(X は海外向け3本・サムネはマナス風・ブログに広告なし など)を知らずに、反対の提案をしがち。決めの一覧を前提に入れ、決めを変える提案は「根拠つきの見直し案」として別枠に分ける。

05 — ISSUES

作る上での課題

課題中身手当て
Grok の出力を機械で受ける口Grok の定期の仕事の結果を、母艦が取りこぼさず拾う必要がある。共有の棚か郵便受け(どちらも既存の型)。受け口は改行・長さ・重複の試験を先に作る。
Gemini Deep Research の値段と時間1回で数分かかり、前払いの残高を食う。値段は未計測。試しの1回で実測。月の回数の上限と、残高が減ったら Deep Research を飛ばして通常の検索に落とす逃げ道を置く。
Grok の週の枠秘書・セキュリティ係・企画の種と同じ枠を使う。Grok の担当は X の収集と2つの視点だけに絞る。枠切れの週は Claude が代わりに回し、記録に残す。
3日ごとの起動launchd は「3日ごと」を直接書けない。毎朝起きて、前回から3日たっていれば回す方式。止まったら司令室の健全性に出す。
無人で Claude を呼ぶAPI 課金にならないようにする。既存の入口 claude_unattended.py を使い、台帳に載せる。
前提の鮮度古い前提で議論すると的外れになる。前提の最終更新日を毎回の取りまとめに出す。30日を超えたら未来会議_Bot が本人に3問だけ聞く。
正本の二重化運用戦略/今週の運用方針.md と役目が重なる。当面は並べて置き、慣れたら未来会議の結論から今週の方針を作る形に寄せる。
役の重なりGrok の R 企画(企画の種)とかぶりうる。未来会議は戦略と方向、ネタは R 企画。ネタ寄りの提案は📒ネタ帳へ回す。
OpenClawmini が許可の確認で止まっており、今は不安定。最後の段で「現場の一言」役として足す。
06 — LESSONS

これまでの反省から持ち込むこと

指示文だけでは守られない

台本のルールは書くだけでは実行率0%だった。未来会議でも「答えの型」は文で頼むだけでなく、型から外れた答えを機械で落とす。

検索の要約の数字は信用しない

Deep Research や X の要約に出る数字は、出典の URL を必須にする。取りまとめで一次の情報と照らせない数字は「未確認」と付けて扱う。

知らせは短く、押す所をボタンに

Discord は長文と内部の名前で不便になった。3行の要点とボタンだけを前に出し、全文は「詳しく」の奥へ。

門を緩めると継ぎ目から抜ける

Dots の受け口で学んだ通り、外から来る文の受け口は改行・重複・長さの試験を先に作り、実データで確かめてから開ける。

長い自走は止まる条件を先に

1回の会議にかける時間・回数・費用の上限を先に決める。超えたら途中で止めて記録を残す。

決めたことを聞き直さない

本人がすでに決めたことを、ボットが毎回問い直すと疲れる。決めの一覧を前提に入れる。

07 — ADVICE

運用のアドバイス

08 — STEPS

段取り

段中身担当
0Grok に触らせる範囲を決める(03 の推し=共有の棚)本人
1未来会議/ と前提の下書き(手元のデータから自動で埋める)。本人に4問:家計・時間・やりたくないこと・守りたいものClaude本人
2試しの1回(Claude・GPT・Gemini の6つの視点)。Deep Research の値段を実測Claude
3未来会議_Bot の指示文を作る(聞き役・X の収集・2つの視点・知らせ)。Grok 側への設定は本人の操作Claude本人
4設計書(Fable のプランモード)→ 3日ごとの自動化・共有の棚の受け口・Discord のボタンFable → Opus
5見張る兆しを例外ダイジェストへ登録・月1回の答え合わせClaude
6OpenClaw の「現場の一言」(mini が安定してから)Claude

止まる条件(自動で回すときの歯止め)