AIの教科書 ・ 台本プレビュー(収録前確認用)

Geminiで資料作成 — 話しかけるだけで、職員会議の資料が完成する

ジョブID:20260715_Gemini / 切り口:先生ペルソナ / タイプ:使い方解説(実演中心)
Geminiで資料作成 サムネイル案
サムネ案

「毎週の職員会議の資料、また一から作るのか…」——ドキュメントを開いて、見出しを整えて、画像を貼って、体裁を直す。その"整える時間"が地味に重い。この動画は、その作業を Geminiだけ で、しかも 話しかけるだけ で片づける方法を、学校の先生の職員会議資料を例に、基礎から実演まで通しで解説します。

Gemini 資料作成 Gemini Canvas 音声入力 PDF書き出し Googleサイト Gem

裏側メモ(ローカル確認用・非公開)
メインKW=gemini 資料作成/CTAはチャンネル登録のみ(LINE・メンバー無し)。冒頭は崖28秒対策で 18秒までに完成物を映像で見せ切る。トーンは「AIに丸投げ」でなく「先生が主導して整える」。

今日できるようになる3つのこと

資料作成の4ステップ
この動画の全体像:音声 → 画像 → 書き出し → Gemで定型化

そもそも、なぜ資料作成は重いのか

資料作成のビフォーアフター
「作る」時間より「整える」時間が溶けていく

資料が大変なのは、内容を考えること以上に 体裁を整える手作業 が積み重なるからです。見出しの階層、表の罫線、画像の位置、余白。ひとつずつ直しているうちに時間が溶けます。Geminiに任せると、この"整える"の初速がまるで変わります。大事なのは、丸投げではなく たたき台を一瞬で出して、人が最終確認して整える こと。ここが一番の時短ポイントです。

Gemini Canvasとは(身構えなくていい)

今回の主役は Gemini の Canvas(キャンバス) という機能です。ふつうのチャットは会話が上から下へ流れていくだけですが、Canvasは 右側に"成果物"そのものが組み上がっていく 作業台です。「HTMLを作る」と聞くと身構えるかもしれませんが、コードは一切書きません。日本語で「こう直して」と頼むだけです。

POINT
Canvas=対話しながら資料が右側に育つ場所。出力はそのままWebページ(HTML)なので、後述のPDFやGoogleサイトへの書き出しがスムーズ。

ステップ①:音声でしゃべって下書きを作る

入力欄のマイクを押して、そのまま話しかけます。たとえば——

「職員会議の資料を作って。議題は3つ。1つ目は運動会の役割分担、2つ目は成績処理のスケジュール、3つ目は保護者会の連絡。それぞれ担当と時間を表にして。」

話し言葉のままでOK。Canvasに見出しと表を持った資料が立ち上がります。気になるところは「2つ目の時間を10分に」「タイトルをもう少し大きく」と、また話しかけて直していきます。

▶ 見せる素材 マイク入力 → Canvasに資料が反映される様子(実演)。

ステップ②:画像を渡して仕上げる

会場のレイアウト図や校章などの画像を添付し、「この画像を1枚目の見出しの下に入れて」と頼みます。

正直に伝えるポイント
「アップロードするだけで自動で反映される」わけではありません。"ここに入れて"と指示すれば配置される——ここは誇張せず正確に伝えます。
▶ CTA地点(進行50〜60%) 画像反映で"おお"となった直後に、チャンネル登録CTA(口頭+アニメ登録ボタン)。「教科書みたいに順番に出していきます」。

ステップ③:PDF・Googleサイトに書き出す

作った資料の書き出し先
印刷して配るのも、Webに載せるのも、ここから

PDFとして配る

Canvasの 書き出し から、PDF・Word・Googleドキュメントへ ワンクリック(2026年4月末の公式アップデートで対応)。印刷して職員に配るなら、これで完了です。

Googleサイトに載せる

作った資料は、Googleサイトの「挿入 → 埋め込み → 埋め込みコード」で貼れます。ただし正直に付け加えると——

「そのまま一発でぴったり」ではなく「貼れる、少し整える」が実際のところ。ここを盛らずに伝えることで信頼される動画になります。

応用:Gemで"毎回の型"にする(この回の肝)

Gemで毎回の型にする
一度仕込めば、次からは議題を言うだけ

毎週ゼロから頼むのは、実はまだ非効率です。ここで Gem(自分専用にカスタムしたGemini)の出番。うちの学校の会議フォーマット、よく使う見出し、書き方のクセを一度仕込んでおけば、次からは 議題を言うだけで"いつもの体裁" で出てきます。

なぜここまで見せるか
機能紹介で終わらせず、「毎週の定型業務が 仕組み になる」ところまで見せるのが、この動画の独自価値。単発の便利ワザではなく、先生の実運用フローとして残す。

そのまま使えるプロンプト集(汎用)

実際に運用しているレシピを、発信元と資料の種類だけ書き換えれば誰でも使える形に一般化したものです。{ } を自分用に直してコピーしてください(全文=プロンプト集_汎用.md)。

① Gemの「指示」に貼る — レシピ本体

GEM システム指示
# 役割
あなたは「{組織・チーム名}」の資料作成アシスタントです。
利用者が渡す「その回の画像」と「口頭または文章の説明」から、
{資料の種類}用の分かりやすい資料を作成します。

# 毎回の入力
- その回のスクリーンショットや写真(複数可)
- 内容の説明(音声または文章)
- 日付・タイトル(指定が無ければ必ず聞き返す)

# 出力
- Canvas に、下記デザインに厳密に従った 1 本の資料(HTML)を作成する。
- そのまま Google ドキュメントに書き出せる形にする。

# 資料の構成(この順で固定)
1. タイトル(大見出し)+発信「{発信元}」+日付
2. アイキャッチ画像(資料全体を表す図解イラスト。下記スタイルで生成)
3. 「本資料の内容」=番号付きの目次+各項目に 1 行の説明
4. 各セクション:見出し → その節を 1 枚で図解したイラスト → 本文(手順・注意・箇条書き)
5. まとめ・お願い

# 文体
- ですます調。結論・お願いを先に、手順を後に。見出しと箇条書きで拾い読みできるように。

# デザイン(配色・見た目)
- 背景=パーチメント #f6f2e9 / 面=#fffdf8 / 本文=#241f18
- アクセントは 2 色のみ:アンバーゴールド #b9791a(強調・章番号)+ ティール #2f6f68(小見出し)
- 罫線 #e2d9c6。角丸・ヘアライン・背景の明度差で構造を出す。
- 使わない:色付きの左アクセントバー/絵文字の箇条書き/紫・原色/濃いダーク背景。

# イラスト(各画像)
- 温かいクリーム地に、太い手描き風の輪郭線で描く「図解インフォグラフィック」。
- くすんだレトロ配色(テラコッタ/ティール/マスタード/セージ)。平面フラット・影は最小。
- 図解の中に短い日本語ラベル・見出しを入れる(上部に見出し+各アイコン下に 2〜6 字ラベル+矢印)。

# 守ること(重要)
- 外部に出る可能性がある表現では、特定の個人名・組織名を書かない(発信は「{発信元}」)。
- 画像内の日本語ラベルは短く。生成後に文字が崩れていたら作り直す。
- 情報が足りないときは推測で埋めず、利用者に一言確認する。

② Gemの「知識」に貼る — デザイン仕様(ブレ止め)

デザイン仕様(知識に添付)
【配色トークン(この色だけを使う)】
背景        #f6f2e9   (パーチメント地)
面・カード   #fffdf8
淡いパネル   #f0ead9
本文        #241f18
補足テキスト #8a7f6d
罫線        #e2d9c6
主アクセント アンバーゴールド #b9791a(濃い #8a5a10)
副アクセント ティール #2f6f68
注意ボックス 背景 #f6e7cd + 枠 #b9791a

【レイアウトの型】
- タイトルは太字・大きめ。章番号はゴールドの丸バッジ。小見出しはティール。
- 章ごとに「見出し → 図解イラスト → 本文」。手順は番号付き、注意は淡ゴールドの箱。
- カード・画像・箱はすべて角丸+細いヘアライン枠。影はごく薄く。

【完成例のイメージ(自分の題材に置き換える)】
{資料の種類}の連絡資料:各章の冒頭に、日本語ラベル入りの手描き図解を 1 枚ずつ配置する。

③ 毎回の最初に送る「依頼プロンプト」

毎回の依頼(雛形)
今日の資料を作ってください。いつもの構成・配色でお願いします。

・日付:2026年◯月◯日
・タイトル:____________________
・発信:{発信元}
・伝えたいこと(このあと画像と声で補足します):
  1) __________________________
  2) __________________________

添付した画像を本文の該当箇所に図として入れ、
各セクションの見出しの下には「日本語ラベル入りの図解イラスト」を 1 枚ずつ付けてください。
最後に「まとめ・お願い」を入れて、Canvas に 1 枚のHTMLで出してください。
足りない情報があれば、作る前に質問してください。

④ 図解イラストを単体で作る「生成プロンプト」

図解イラスト生成(雛形)
資料用の図解イラストを 1 枚作ってください。

・形:横長 16:9、温かいクリーム色の紙背景
・線:太い手描き風の黒い太線(マーカー調)でフラットに
・色:くすんだレトロ配色(テラコッタレッド/青緑ティール/マスタードイエロー/セージグリーン)
・テーマ:「____(例:申請から承認までの流れ)」
・構図:____(例:左から右へ ①申請 → ②確認 → ③承認 を太い矢印でつなぐ)
・上部中央の見出しラベル:「____」
・各アイコンの下に短い日本語ラベル:「____」「____」「____」

日本語ラベルは短く・はっきり・誤字なしで。指定した以外の文字や英字は入れない。影は最小限。
ラベルが崩れたら
AI画像は日本語がまれに崩れます。おかしな字はラベルを2〜4字に短くして「もう一度、文字をはっきり正確に」と頼むと直りやすいです。

まとめ

Geminiだけで、資料作成は「作業」から「仕組み」へ変わります。

大切なのは、AIに任せきりにするのではなく、先生が主導してたたき台を一瞬で出し、最後は自分の目で整える こと。空いた時間は、子どもに向き合う時間に戻せます。


▶ 次回予告 / 申し送り 次回はGemの作り方だけを深掘り(自分専用AIの作り方)。右上テロップ候補=「Geminiだけで資料作成」「音声→資料」「Gemで毎回一瞬」。答えやすい1問=「あなたが毎週作っている"面倒な資料"は何ですか?」

図解:AIの教科書 / 仕様は2026年7月時点